楽しい美容注射の日々 プラセンタ・輪郭注射 アンチエイジング ダイエット

横浜駅徒歩2分。エキニア横浜8F ホワイトアクアデンタルのブログです。アンチエイジングは口元から。健康と美と若さを追及するダイエット 体験談です。

保険で綺麗には①成り立たないか②ゴールが違う(審美)

歯科医として常々感じている事、先生方が誤解を受けているだろうなということを書きます
(一応歯医者なのでw)

保険診療は善 自費診療は金もうけの悪 的なゆがんだ投稿がネット上には多いです。

絶対数の問題で、歯科医に関わっている人&歯科医 と
        歯科医の世界を知らない人たち    でいえば

知らない人たちが国民の大多数です。だから大多数の人たちの意見が正しいように
感じてしまうかもしれないし、視点、見るべきところが違うので
うちのスタッフさんもかつて「歯科医院で働いてみないとわからないことだらけでした」と
言っていました。

まず 保険診療は病気の治療であって審美的な側面は最低限しか持ち合わせていないのです。
保険診療が靴のリペア屋さんだとすれば 自費診療はオーダーメイドの靴屋さん。
リペア屋さんに「素敵な靴を作ってください」とは言いませんよね?

最近は虫歯で痛いから治して!という直接緊急な人は減り
銀歯が気になる とか 前歯の詰め物の色が気になる等
診療で求められる事が変化しています。 質の問題に変わってきています。

病気だから治す事より、よりよく生きるために手を加える事へのシフトは 生活の質とともに
日本国民の生活が向上してきているので起きることです。アメリカでは1960年代。

保険制度は戦後直後に作られたひな形がまだまだ形をいびつに変えながら生きながらえている
ものです。(既に破綻しているのはニュースでもご存知かと思います)

去年保険から外された 「アマルガム(水銀)」の詰め物。
1980年代には欧米では使用中止されている詰め物材料、日本では”去年”まで保険で生きていました。使う先生は、、、いないと思いたいですが保険点数があるということは
使ってもいいと暗に言っているようなものです。

「保険で」だけだったらいいのですが
「保険で綺麗にしてください」   と言われると一瞬躊躇します。


安いから 儲からないから嫌なんでしょう?と  かなり歪曲して書かれる事が多いですが

綺麗の質が下がり、ルール適用により提供できる事が限られるからです。
両足で歩けるのに 片足で杖なしケンケンしかできません。と言われているようなものです。

単純なたとえですが、保険では材料も治療の仕方もほぼルールが決めてありますので
ルールに沿わないと 注意を受けます。
保険外の良い材料を採算度外視で保険ですることも ルールに則っていないので NGなのです。

自費の場合は患者さんとの相対なので保険を使わず患者さん自身の望むオーダーを
医院側もできるだけ取り込むことができます。

「保険で綺麗にしてください。」という 綺麗の位置、最終的なゴールは
歯科医と患者さんとで 見えているゴールの位置が 相当違います。

歯科材料はとても進化していて、セラミック等も天然の歯のようなレベルが
提供できたとしても 「保険で」と言われた瞬間に 選択肢から外れます。

それなのに「綺麗に」と言われると ゴール設定の位置がお互いに違うというギャップが
生まれてしまいます。

保険でもできる所までは普通に治療する。ということを16年前の開業時から
ずっと変わらずに来ていますし、保険でできることを自費でとも言わないので
患者さんも 「先生は相談に乗ってくれる」と言ってくださるのだと思いますが

患者さんの言葉と要望は「オーダー」ですから どこまでオーダーが通るかは
保険の場合  制限される・・・
保険診療の概念には「見た目を綺麗に 健康に害がすくないもので」というものは無い
と思っていただいた方がお互いに無理がないとおもいます。

指輪もアクセサリーもオーダーメイドはそれなりのチャージになりますよね?

自費=高い、ぼってる 、金もうけ主義 という感覚を一つ外してみると
お互いにより良い選択ができる場合もありますよ。

歯医者は より見た目も回復&機能も回復する方法を知っているし研鑽しているけれど
それを選ぶかどうかは 患者さん次第なのです。

だからネットでの 歪曲されたゆがんだ近所の井戸端会議のような内容には
反論したくなる先生がほとんどだと思ってます。皆さん一生懸命ですから。