歯科医として言いたい。
矯正等で若くしてブラックトライアングルが出来てしまった方が
本人はスキマができて、
歯並びは良くなったかもしれないけれど、スカスカな口元になってきているのを心配し
先生に勇気をもって
「あの^ このスキマ気になるんですけど」
先生「あ~ 僕(私)は気にならないけど」 と流すのは あまりよろしくないと思っております。
だって 悩んでいるのは本人で、見た目でハッキリわかっているじゃないですか。
軽いものなら
ディスキング(歯の隣接面を削って寄せる治療)でなんとかなる場合がありますが
本人が。。。やや恐怖を感じ始めるくらいスキマができてしまってきているのに
「気にならないよ」という答えは 「これ以上問答についてシャットアウトしますよ」という暗黙の了解というか。。。
ブラックトライアングルについて 沢山の動画があるけれど。。。。
やはり 一番悩まれているのは患者さんですし
「先生に言いにくい:」というコメントも沢山ありますね。。。。。
本当に解決方法が無いの? どうにかしようとしないの?という感じです。
ブラックトライアングルを(修復)リカバーする施術
①歯肉移植
②矯正でディスキングにより歯を寄せる
③CRなどでスキマを埋める
④ラミネートべニア等でスキマを隠す
⑤ブリッジが入っているならやり直す
⑥ヒアルロン酸で一瞬膨らませてスキマを埋める
一般的なものはこれくらいかなあ。 それでもどれも最終的な解決にはなりません。
本当の意味で 治るという状態が 回復できないからです。(きっぱり)
スキマスクを開発しました
最初のコンセプトを考えてからもう20年経ちました。
途中 ものづくり補助金にも採択されました。
スキマスクという歯肉カバーを開発しました。(特許申請中
歯肉と同じ色の義歯の材料で歯肉のスキマをカバーするという方法です。
装置はつけますが、 ブラックトライアングルはカバーされますし 取り外し式なのでメンテもできます。
毎回治療の度、「美しい。。。」と 自画自賛してしまいます(*´ω`)
一番楽しいのは 患者さんが驚くのを見た瞬間です。
「え!?わからない! 綺麗になってる!」
残念ながら 装置なしでの回復は見込めませんが
カバーする事はできます。
#ブラックトライアングル
#スキマスク